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学歴は差別か?

仕事で感じるテーマであり、読もうと思っている本のテーマ(おそらく…)になっている、学歴偏重について少し書いてみます。
桐生です。

学歴偏重とは、

「学歴に関し、常識的な期待以上に過大評価すること。あるいは他の用件に比べて学歴を極端に重視すること。」
とネット辞書では定義されていますが、ひらたく言えば学歴が高い人=優秀とする考え方、のことかと思います。

ちなみに気になっている本というか、この原稿を書いた後、通販でぽちっとしますが、
『マイケル・サンデル『実力も運のうち 能力主義は正義か?』』です。
マイケル・サンデルは『これからの「正義」の話をしよう』を皮切りに、白熱教室で有名になりましたね。
個人的には、訳者の鬼澤さんという方の訳がとても好きです(サンデルの本は鬼澤さんが訳した場合の方が面白い)。

さて、この学歴偏重は、転職支援を行う中ではよく目にする問題でもあります。
性別や国籍での差別は禁止されている一方で、学歴については国の指針でもあまり目にする機会がなく、学歴で選別することは問題がないという認識なのでしょうか。

学歴と能力(何を能力と定義するかは微妙ですが、ここでは仕事ができるという意味で。
まあこれも仕事ができるという定義論みたいになりますが…)については、調べてみた限りはあまり研究データなどもないようで、裏付けがどこまであるのかな?と思いますし、実際には先入観や感覚(学歴が高い方が、頭の回転がはやく優秀)に近いものがあるのではないかと思います。

実際に、応募条件に「早慶上智レベル以上」や「旧帝国大」のような表現を目にする機会はそこそこあります。
また、「大卒以上」というのは良く目にしますね。
バイトに明け暮れる大学生よりも、2年間みっちり学ぶ専門学校や短大の方が優秀そうな気がしますが、「大卒」という肩書?があるかないかで、その企業自体を受けれるかどうかも決まるのです。

私の取引先である一部上場企業(IT)では、高卒の方も活躍されており、学歴は気にしない(経験や人柄重視)という方針で採用をされている会社もある一方で、学歴と在籍している会社(社格)を重視して採用する企業もあります。
後者の場合は、我々としても取り組むか悩むケースもあり、学歴が希望要件に達しない場合は経験や人柄で推すこともありますが、企業の風土と申しますか、学歴は譲らないという会社もまだまだ多いように思えます。

専門性が必要な学歴(例えばお医者さん)は別として、学歴はあくまで一要素としてみるという常識が浸透することで、企業も人も選択肢が広がるといいなぁ、という個人的希望と、「学歴と能力に相関性はない論」を出してみたいなと思います。

お読みいただいた方で、学歴と能力に関する研究データや論文、書籍などをご存じの方がおりましたら、是非 kiryu@probank.co.jp までご一報ください!!

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