スペシャルコンテンツ

明るく楽しく働くためのIDEA-MAGAZINE

ワーパパ?さんの職選び事情

夏らしい日差しになり、朝はポロシャツ姿でビジネスバッグを抱えながら、バギーを押している男性を見かけるようになりました。
ぐずる子どもを保育園へ連れて行く新米パパさんの姿です。
お見送りはお父さん、お迎えはお母さんという役割分担にしている事が多いのでしょうね。
当たり前過ぎて、「夫婦共働き」という言葉も聞かなくなり、ましてや「寿退社」という言葉は化石化、働く女性は結婚や出産、育児休業を経て職場に復帰するのが一般的になってきたのです。

厚生労働省の調査では、3歳以下の子どもを持つお母さんの就業率は、1995年は24.0%、そして2016年には50.0%まで倍増しているとの数字が出ています。
しかしながら、ワーママが2倍になっているから、環境がワーママにとって2倍良くなっているかというと、残念ながらそういった事はあまり感じられないのが歯がゆい所。

働く時間の確保のために行政や民間のサービスを活用しようとしても、手続きが煩雑だったり、料金が高かったり、サービス内容が中途半端であったりと、ワーママの頭をまた悩ませる様なものが多い気がしています。時は金なりといいますが、時間のやりくりが大変そう。時間を生むためにはどこかの時間を削らざるを得ない。。

女性の転職理由として、「結婚、出産しても働き続けられるように時短など働き方の融通がきくような、制度がととのっている会社に転職したい」というものや、派遣で働く場合でも、週3日以内の就業で勤務時間は16:00まででという希望の方は以前からいらっしゃいました。

最近は転職希望の男性でも「時間」を気にする方が増加傾向にあります。残業をまったくしたくないというのではなく、気にするのは始業時間なのです。
以前であれば、仕事内容、任される権限、年収、、というのがポイントでしたが、今では始業が10:00から、またはフレックス制を導入している企業を希望する方が増えてきたという印象です。
それはなぜか。そう、前出ですが、子どものお見送りをお父さんが担当しているから。通勤時間を考えると一般的な9時始業だと仕事に間に合わない、ましてや8時半なんて無理ということなのです。

夫の育児参加に関しては色々な意見がありますが、ワーパパさんの中には妻のキャリアを犠牲にはしたくはなし、妻の収入は貴重な家計の財源でもある。実家の両親に頼れる環境でもない、そうであれば二人で乗り切るしか無い、であれば出来る限り妻側の負担を減らすために自分が出来る事をと自分の勤務時間の調整について取り組んでいる方もいるのです。

転職する企業を選ぶ際の条件に「始業時間」が挙げられるとは以前はなかったことですが、いや、潜在的にはあったのだと思いますが、公言できるようにはなってきたという証でしょう。

ご存知の様に内閣府でも少子化対策として、「男性の子育てへの関わりの促進」を取り上げています。
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2014/26webhonpen/html/b2_s4-1-2.html
しかし、これが2014年ですから、世間に浸透していくには時間がかかっているのがわかります。

子育て世代は、企業側でも採用したいと考えている年代層でもありますので、子育て世代がメリットを感じる、安心できる制度・仕組みをきちんと運用できる企業(うちだって制度あるよ!と言っている企業は多いですが実態がなかったりしますね)こそ人材確保ができ、人材の流出防止もなし得るのではないでしょうか。

そう、こんな事を書いているうちに「男性の育休取得義務化」が大きく議論され始めました。
義務とする事は疑問ですが、議論されることは非常によい傾向だと思います。

オススメのIDEA-MAGAZINE

副業

text by Daichi Kiryu

「習慣2」

text by Masahiro Kitamura (CEO)
PAGE TOP