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子育てと両立しやすい仕事って?

皆さま、こんにちは。
プロバンクのお局コーディネーターこと岸波です。

今年の7月の下旬に講習を受け、雇用環境整備士(第一種)
認定資格をいただいてまいりました。

雇用環境整備士は、(社)日本雇用環境整備機構の認定資格で、
ものすごく平たくいうと、しっかり知識を習得して、対象者がはたらきやすい職場を作るひとです。
“対象者”は、育児者(第一種)、障がい者(第二種)、エイジレス(高齢者/第三種)となっており、
つまり第一種の認定を受けた私は「子育て中の人がはたらきやすい職場づくり」をするための知識を
習得してきたということになるわけですが。。

はてさて、そもそも“子育て中の人がはたらきやすい職場”ってなんでしょう?
家から近い、休みの融通がきく…からはじまって、
扶養内ではたらきたい人、いやいや私は収入もしっかり確保したいです、という人・・・。

百人いれば百通りの「はたらきやすい職場像」があるわけです。
『女性活躍が進んでいる企業ベスト100』的なランキングも各所で発表されていますし、
あちこちで『育児と両立がしやすい職種ベスト10』的なアンケート結果も公開されているので、
いかに世間が「女性がはたらきやすい職場」に関心があるか、それが求められているか、
ということを実感させられます。

でも、なんでこんなに女性ばかりが
“子育て中の人がはたらきやすい職場”を探して奔走しているのでしょうか

もちろん男性だって就職活動は大変です。大変ですけれども、
少なくとも、私が今の仕事をはじめてからの10年間、
男性から「育児に理解のある職場ではたらきたい」という希望をいただいたことは一度もありません
(介護、は時たまありますが)。

なんとなーく、子育てのメインはお母さんという無意識にも近い思い込みが、
人々を縛り付けているような気がするのです。自分自身にも言えることですけど・・・。

近年、イクメン・イクボスという言葉も多く聞かれるようになり、
男性社員の育休取得を義務化した企業もあるそうです。

厚労省から「子育てサポート企業」として認定された企業に与えられる
くるみんマーク』も、プラチナを取得するためには、男性の育休取得率アップが必須になっています。
女性だけが必死になって「子育てと両立がしやすい職場」を探しにいかなくて済むような世の中になればいい、
ということに行政も気づき、推進をしはじめています。
これがうまく進んでいけばきっと、女性の仕事探しはもう少し違ったものになるだろうなぁ、と思っております。

『雇用環境整備士(第一種)』として、まずは社内の男性陣を厳しく教育していこうと思います!!!

追伸:子育てしながらお仕事しているお母さん、グチがありましたら岸波まで!
一緒に毒を吐いてスッキリいたしましょう。笑

【参考】
厚生労働省 イクメンプロジェクト
http://ikumen-project.jp/index.html

この本もオススメ!
『育休世代のジレンマ~女性活用はなぜ失敗するのか?~』
(著:中野円佳 光文社新書)
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