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明るく楽しく働くためのIDEA-MAGAZINE

コロナ下での転職について

2021年初のジョブティックスタイルです。
こんにちは、桐生です。

2021年もスタートし、はや1ヶ月となりますが年始早々に緊急事態宣言も発令され、現在は在宅3~4日:出勤1~2日の割合で勤務しております。

私の場合、在宅時の方がかなり忙しく、朝の保育園への登園→仕事(合間に少し家事)→夕方より仕事&子守り→風呂&寝かしつけ→仕事(起きれたら…)、というスケジュールが課されるため、正直出勤よりも厳しい状況にあります。。

片道1時間半の通勤は大変ですが、本を読んだり新聞を読んだり、はたまた漫画を読んだりと自分の時間があるものの、在宅では新聞も読めない状況が続いています。

現在も深夜23時半を回りまして、先ほど散歩をしながら何を書こうか考えてきました。

思いついたのは、最近転職面談やスタッフさんからよく相談を受けるこのテーマ。
『コロナ下で転職ってどうなんですか?』
という内容で思うところを書いてみようと思います。

先日も長年お付き合いのあるスタッフさん(現在は別の会社さんで働いています)からLINEがあり、上記のご質問をいただきました。
つまり、いま転職すべきか悩んでいて、業界人としてはどう思いますか?ということでした。

 

正直にいえば、コロナに関わらず転職するべきかどうかは個々の事情により変わるため、いつが良いということは言いにくいと思っていますが、その方には敢えて「いま動かなくても良いと思いますよ」とお伝えをしました。

その方の希望条件というのもありますが、現在の派遣マーケットでは事務職の求人数が昨年までの約半分に減っています。
一方で転職先を探している方は同水準か増えてきている(この春からはより増えると考えています)ため、単純に言えば競争激化してる状況にあります。

リスクをどの程度取るかにもよると思いますが、現状に不満はあるものの、ある程度耐えることが可能なのであれば、いまである必要性はないのではないか、と考えての回答でした。
その上で、今後の働き方は変わってくる可能性が高いこともお伝えしました。

 

それは、専門性をつけていかないと数年先を考えると仕事がより減ってくることです。

前回の記事でも書きましたが、IT化が進んでおりAI技術により単純作業は代替されることがほぼ確実だからです。
むしろ、ここを考えておかないことがリスクになるため、在宅勤務などで通勤時間の分だけでも時間が空くようであれば、専門性を磨く・身につける努力をした方が良いとお伝えをしました。
何を身につけていくかは難しいところですが、学生時代のように自己分析をしていく必要も今後出てくるかと思います。
趣味が仕事に繋がることもあるし、ボランティアなどをすることで、新しいニーズを探せるかも知れません。
いずれにせよ、今後は一つの仕事だけで安定を目指すよりも、何か危機(例えば会社の倒産など)があっても、乗り切れるスキルを身につけることは自衛策としても大事になってくると考えています。

と、そのご相談をいただいたスタッフさんには上記のような回答をしたわけですが、この時期だから転職をするというのも良い方もいると思います。
例えば、これまでは保育園への登園などがあり時間に余裕がなかった方がリモート勤務のできる会社が一気に増えたことで、より多くの時間で働けるようになった方などは、スキルを活かせる場が広がってきていると思います。
また、地方の方の転職も増えてくる可能性もあり、リモートが働き方を大きく変えて来ていると感じています。

その中で、我々もどういった転職支援や企業への提案が良いのかを模索し、人材業界が何を提供できるのかを再考していかなければならない時期にあると強く感じます。
このお話は長くなりますので、次回以降に。

桐生

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