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明るく楽しく働くためのIDEA-MAGAZINE

当事者意識をもつということ。地獄を知るということ。

こんにちは。プロバンク大山です。
今日は2018年の総括として私が今年一番熱くなったプライベートな話をさせていただければと思います。
※お仕事とはほぼ関係ありませんので先に謝罪させていただきます。
大変申し訳ございません。。。

私は東京ヴェルディというサッカーチームの応援をしています。

ヴェルディというとJリーグ創成期には初代王者で人気抜群のチームだったようですが、現在はホームで6000人観客が入れば御の字で2008年を最後にJ1の舞台から離れて戦っていましたが、今年久しぶりにJ1昇格のチャンスを迎えました・・。
結果その夢は叶わず来年もJ1へ向けての戦いがJ2で続く、人気も強さもパッとしないチームです。

そんなヴェルディはかつて存亡の危機を迎えたことがあります。
理由は色々あるのですが端的に言えば「お金がなかった。」ということです。この時は本当につらく暗い日々でたいそうな表現をするとヴェルディを思う人みなが「地獄」だったと思います。当たり前に毎週末応援していたチームがもしかするとなくなるかもしれないという危機感や絶望感。

日常は当たり前には来ないのだということを思い知らされました。

そのとき私たちがしたことは「お金がない」=「観客やスポンサーが少ない」という事実を受け止め自分たちができることはないか探しました。自分たちの大好きなチームがなくなるかもしれないという「地獄=現実」を目の当たりにすることで「当事者意識」を持つことができたのです。

具体的な取り組みとしては、サッカー観戦初心者の方が応援しやすい環境づくりや次回ホームゲーム開催のお知らせを手作りボードで宣伝、スポンサー紹介の際に精一杯拍手をするといった本当に本当に小さなことですが、お金がないことをフロントや環境のせいにせず、「俺たちのヴェルディ」という気持ちで皆ができることをしています。

そんな経験ができたことは大袈裟ではなく自分の意識や人生観を変えてくれた気がしています。辛い状況やそのときの気持ちを知ること、辛いことを他者のせいにしないこと、辛いなかで自分が何をできるか考えること・・あげればキリがないですが「当事者意識」というものを持つことができました。
それは仕事でもスタッフさんやお客様の立場やその意識にたつという部分などで活きていますし(もっと活かさないといけませんが・・。)今後も自分の財産になるのだろうなと思います。

ここまで私の独り言にお付き合いいただきありがとうございました。
皆さんも今年熱くなったことを思い返してみてはいかがでしょうか。

来年も皆さんにご協力できるよう頑張ります。
よいお年をお迎えください!

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