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慣習と現実のギャップ-10歳-

みなさま、こんにちは。
本記事の執筆担当・桐生です。
本日は2023/6/22ですが、最近は仕事が山積みで最高な状態です。

この数か月はChatGPTブームで、新聞でも毎日見かけるテーマで私も雑誌や書籍を買いあさり、勉強に励んでおります。
一説では、この30年間でPC・スマホに続く、3つ目の革命としてChatGPTは位置づけられているということでもありましたので、これは放っておけないな、と感じ毎日のように使っておりますが、本記事はChatGPTは全く使っておりません。

(実験的に、この記事の一部をChatGPTに「かっこいい文章にして!」とお願いしてみて、最後の箇所でどんな記事に仕上がるかを掲載します)

さて、今回のタイトルとしたのは、この仕事をしていますと様々な方にお会いしますが、最近ちょっと思うことがありましてまとめると、慣習と現実のギャップ、というタイトルになりました。

慣習(無意識)が現実に追いつくまでには、どの程度の時間を要するのか分かりませんが追いつくまでのギャップは、とてももったいないと感じているからです。

抽象的な書き方になったので、具体的にすると少し前まで、60歳という年齢はすでに退職(55歳で定年とかでもありましたので)し65歳となるとおじいちゃん、みたいな印象ってのをみんな持っていないでしょうか?
30年ほど前は55歳や58歳定年などもあり、その後は老後としてのイメージが定着していたかと思います。

一方で、現在はほとんどの企業で、定年は60歳であまり変わらないものの、65歳までの雇用延長(実質的な定年にもなってきている)制度や我々の世代は70歳が定年になるんじゃないか、という話まであるので国としてもシニアの考え方を刷新(労働人口の問題もあると思いますが)したいという考えがあるのだと思います。

また、平均寿命の伸長や健康寿命を考えた健康志向の取り組みなどもあり、数十年前の60歳と現在の60歳では、まったく違う年の取り方をしていると思います。

ここにギャップがあり、我々の意識としては、60歳以上=シニア・定年後の概念が染みついており、一方で現実的にはとても若く、働く意欲の高い方々が多くいるということです。
これは個人としては感覚的に分かるかと思いますが、企業という枠組みで考えると何故か昔の慣習のように年寄りみたいな印象を持ってしまい採用には後ろ向き、という印象がずっとあります。

そこで、提唱したいのは、自分を、または求職者の人を実年齢より10歳若くしてみてみるという方法です。
10歳というのはあくまで仮ですし、主観でしかないのですが、30年前の70歳=いまの60歳。30年前の60歳=いまの50歳。30年前の50歳=いまの40歳。という風に考えることはできないか、と。
これは、30年前の55歳定年があった時代と現在の65歳定年の差を考えると、生涯で働く期間が30年間→40年間に変化しており、キャリア全体の期間が延びていることを前提にしていますが、とても腑に落ちそうだな、と思うからです。

これを考えていくと、働く気持ちとしても変わってきます。
私は現在39歳ですが、10歳若いとしたら29歳。
まだまだ中堅にもいかない年齢で、バリバリ働かなきゃ、と思えるわけです。

いま50歳の人は40歳です。ベテランではなく中堅のエース的な年齢ですね。
という風に、60歳の方は50歳(脂がのり、残り10年でキャリアの総仕上げ!みたいな)という意識で。

ただしこの問題の難しいところは、採用する企業や世の中の風潮・空気がそうならないといけないということです。
60歳の人から応募があった際に、「あと10年、働いてもらえるなぁ」と当たり前に思えないと、いくらこちらが働けると思ってもダメなのです。
この形成されてきた無意識の壁が砕かれて、より現実に即して(時代が追いついて)くるまでは、この苦しさというかもったいないと思う機会に接することが多々あるのだと思います。
明日も60代の方とお会いする予定を前にして、この慣習と現実のギャップを埋める方法がないかな、と考えております。

桐生

 

 

タイトル: 伝統と現実のギャップを克服し、時代に即した働き方を実現する方法

イントロダクション: この仕事ではさまざまな方に出会いますが、最近私が感じているのは、伝統と現実のギャップについてです。そのギャップを埋めるための考え方をまとめてみました。

ギャップの無駄さ: 慣習が現実に追いつくまでにはどれくらいの時間がかかるかは分かりませんが、そのギャップがもったいないと感じています。

年齢の変化と認識の違い: 以前は60歳は既に退職年齢(一部では55歳で定年という場合もありました)であり、65歳になるとおじいちゃんのイメージが一般的でした。しかし、現在ではほとんどの企業で定年は60歳となっており、65歳までの雇用延長や70歳が定年となる議論もあります。国もシニアの考え方を刷新し、健康寿命や長寿社会を考慮しています。

ギャップの認識と現実: このギャップにより、我々の意識では60歳以上=シニア・定年後の概念が浸透していますが、現実では非常に若く、働く意欲の高い方々が存在しています。しかし、企業の枠組みでは昔の慣習に基づいた年配者のイメージが残り、採用には後ろ向きな印象が存在します。

提案: 実年齢よりも若く考えること 私たちは自身や求職者を実年齢よりも10歳若く見つめる方法を提唱します。10歳は仮の数字であり、主観的なものですが、過去の年齢と現在の年齢を関連付けることは可能です。この考え方は、過去の定年と現在の定年の差を考慮し、キャリアの期間が延びたことを前提としています。

働く意欲の変化: この考え方により、働く意欲も変化してきます。私は現在39歳ですが、10歳若いと考えると29歳となり、まだまだ中堅ではなく、バリバリと働かなければと思えます。50歳の方は40歳となり、ベテランではなく中堅のエースとしての自覚を持てるでしょう。そして、60歳の方は50歳という意識で、まだまだキャリアの総仕上げに取り組むことができます。

課題と壁の克服: ただし、この問題の難しさは、採用する企業や社会の風潮が変わる必要があるということです。60歳以上の方が応募してきた場合に、「あと10年、働いてもらえるな」と当たり前に考えられない限り、どれだけ自分が働けると思っても問題が解決しません。この潜在的な壁を打破し、現実に即した考え方へと転換していく必要があります。

まとめ: 現在、慣習と現実のギャップを埋める方法を模索しています。明日も60代の方との会議が控えていますが、このギャップを埋める方法を見つけるために努力しています。伝統と現実の認識のずれがなくなり、より現代的な働き方が実現できるよう、様々な可能性を追求していきたいと思います。

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