スペシャルコンテンツ

明るく楽しく働くためのIDEA-MAGAZINE

心の平穏

名残惜しくも、桜も終わってしまいました。

新年度を迎え、今までと違った環境にも少しづつなれてきたころで はないでしょうか。
一方で、今までとは異なった環境の中で、納得いかないこと、理不尽なことを言われたり、されたりして、ストレスになり怒りを感じている方もいることでしょうね。

腹立つものは腹立たしいし、ムカつくものはムカつきます。
よーーーくわかります。
とはいえ、「あいつ、こんなことしてきやがって(言ってきやがって)腹立つわー」とカッカしていても、自分にとって何も得はないのです。

怒りの感情は、注意力や認知機能を低下させてしまうため、特に仕事にまったくといってよいことはありません。
この「あー周りが見えていなくて、あのひとひとりでプリプリしてるわー」状態は、作業効率を下げ、ミスを繰り返してしまうということになります。

そこで、「アンガーマネジメント」の登場です。
https://www.angermanagement.co.jp/

お聞きになったこともあるでしょう。
怒りの感情が湧き上がったら、とにかく、6秒待て!というやつです。
元Jリーガーの前◯さんも暴力事件を起こした後、アンガーマネジメントを習得(?)して感情をコントロールするようになったということは話題になりましたね。

アンガーマネジメントには3ステップあるそうです。

1. 衝動のコントロール
2. 思考のコントロール
3. 行動のコントロール

1. とにかく6秒じっとする
2. 原因を考えて、「許せる」「まあ許せる」「許せない」の3つに分類する
3. 「変えられる/変えられない」「重要/重要ではない」の軸で続く行動を考える

多くの場合の怒りの感情は、この方法で受け流すことができるようになるようです。
大ざっぱな感じにすると「相手がバカなんだから、怒る必要もない。まあしゃーないわな。」といって流す感じとでもいうのでしょうか。
怒りを溜め込むのではなく、うまく受け流すことが心の健康を保つことに繋がります。

が、この程度で何とかならない場合もあります。
そんな時は、「王様の耳はロバの耳~!」的に、大きな声を発したりする、感情を開放することで緩和に導くことができるそうです。
だからカラオケとかはストレス解消によいといわれているのでしょうか。

中には、その方法が暴力とか破壊とか暴言になってしまう人がいるから、世の中を騒がせる事件になるのでしょう。
その感情を開放させる前にアンガーマネジメント(アンガーマネジメントが絶対と言っていることではありません)というロジカルなステップを挟むことによって、外部に対して危害を加えるような感情の開放は減らせるのではないでしょうか?
そして、自分にとって感情を開放できる健全な方法を見出すことも必要ですね。

心躍る季節でもあれば、人によっては鬱々とする季節でもあります。
自分自身を可愛がって、心も身体も健康に過ごせるようにしたいものです。

PAGE TOP